ヒールパックの話

初心者向け

みなさんのプレイを拝見することでまた新たな事実に気づきました。
初心者ほどヒールパックを拾わない。
「ヒールパックを拾おう」が今回の結論なのですが
その結論の側面についても考えていきたいです。
ですが・・・内なる私が・・・

もう・・・私では・・・止められません・・・

DPS「医者はどこだ!?」

DPS「回復してくれ!」

DPS「あの、自分・・・回復、イイっすか?」

 

 

サポート「ッセーンダヨ・・・・・・・・」

 

DPS「え?」

サポート「うっせーんだよ!ぐだぐだぐだよぉ!そ、こ、に、

 

 ヒールパック!

 

 

落ちてん!だろーがよぉ!それ食っとよ!」

 

サポート「いつも!いつも!いつも!回復要請しやがって!

 

『うちのサポート、まじ回復クソなんすわw』とか言いやがって

 

コッチは他のヤツのヒールもしとんのじゃあ!

 

しかも!ゴリラに!おっかけられとんのじゃあ!」

 

サポート「回復を!当たり前と!思うな!

 

回復!して!もらったら!

 

嬉しい! ハッピー! 感謝感謝! またいっぱい生きたいな!

デリシャ! シャ! シャ! シャ! シャ!

ハッピースマイル!

 

 

ぐらい!やるのが!筋やろがい!

筋やろがい!

 

・・・ふぅ、すみません。なんとか落ち着きました。
私が、世界中のサポート達が抱える無念を集めてしまった結果、
呪術廻戦のいうところの「サポートの呪い」、
チェンソーマンのいうところの「サポートの悪魔」を作り出してしまったようです。

本来、自ら進んで「サポート」に徹しようとしている方達です。
聖人・サポートプレイヤーが怨念など持つはずもないのですが、
私のうがった見方により、こんな事態になってしまいました。

ところで、サポート達の無念の中に重要なヒントが隠されていましたが
みなさんは気づくことができましたか?

ヒールパック拾わない人多すぎ問題

OW2始めたてはヒールパックを軽視しがちです。
ヒールパックを舐めてはいけません。
ヒールパックを拾うだけでサポートの負担は減ります。
さらに他の効果も出てくると考えています。

初心者帯だと上のような「そんなバカな」なシーンをたくさん見かけます。
ヒールはサポートにしてもらうもの、という固定観念がそうさせているのでしょう。
このままではやはりサポートの負担が大きいです。

2種類のヒールパック未熟者

ヒールパックを拾う習慣がない人は2種類に分けられるように思います。

1.ダメージが怖くて芋
FPS用語で芋とは「安全地帯から出ない臆病プレイ」です。
オーバーウォッチ2はデスしないことが重要なので「死なない」という心がけは大事。
しかし、必要以上に安全プレイしてしまうと相手への攻撃も薄くなる。
相手にジリジリと攻められて負ける原因になるかもしれません。
まして相手にウィンストンやゲンジがいると飛び込んでくる。
安全プレイばかりしている人はこういう乱戦に慣れておらず
混乱してしまって負けてしまうことが多いです。

2.突っ込んですぐ死ぬ
さっきとは真逆。
そうです、あなたに言っているですよ!下忍ゲンジさん!
たしかに、芋ってるゲンジより、敵にトライするゲンジのほうが強い。
しかし、だからといってデスマラしているゲンジはギルティ!
すぐ死んでしまうと人数差で負けこんでしまいます。
トライ精神はグッジョブ!
でも、あるポイントの考えが抜けている!

これらヒールパック未熟者達には、共通点があるような気がします。

自ヘルスを見る習慣が無い

自ヘルスをコントロールする技術を持たない、と言い換えてもいいと思います。

芋ってしまう人は「死なないプレイ」ですが
どこまでダメージを受けると死ぬリスクが高まるのか
を把握できていないのだと思います。
だから、ヘルス満タンじゃないと落ち着かない。

芋から脱却するために、前に出ましょう。
そして、前に出つつ、自分が被弾したときに
このダメージでもいけるのか、それとも下がった方がいいのか、
自ヘルスを見つつ、自分と相談することで
単なる芋ではなく「死なずに倒すプレイヤー」に近づけます。

次に、すぐ死んでしまう人の「攻撃的プレイ」ですが
「自分は敵を倒さなきゃいけない」
と強い責任感に駆られ、自分のことを顧(かえり)みていないのだと思います。
死ぬ覚悟は忍者らしいですが、死ななくてもいいのです。

死ぬまで敵陣で戦うのはやめましょう。
また、自ヘルスが減っているのに突っ込むのはやめましょう。
基本的にHPが100を切っていたらデッドラインです。
自ヘルスを確認しつつ、
戦いを継続するのか、身近なパックを拾いにいくのか、
この選択肢を持っているプレイヤーは粘り強い恐怖として相手に映ります。

パック習慣 = 自ヘルス管理能力

パックを拾う習慣がある人というのは
今、パックを拾うべきか」を判断できる人です。
パックを拾うべきかを判断できる人というのは
常に自分のヘルスに気を使っている人」なんです。

結局、一番言いたいことは「自ヘルスを管理しよう」だったわけなんですが
そのいったんに「ヘスパックを拾ってるかどうか」があった、というわけですね。
つまり「ヘルスパックを拾う習慣」が「自ヘルスを管理する能力」を養っているということです。

自分のヘルスに気を使えない人が、
自分のヘルスをバリバリ管理して粘り強く生き残る人に勝てるわけ無いですね。
取るに足らないギミックであるヘルスパックですが、
紐解いてみると意外なロジックにつながっていく。
オーバーウォッチ2の深みをまた1つ紹介させていただきました。

コメント

  1. 匿名 より:

    最近始めた新規ゆえヒールパックの位置が分からんでござる

  2. 匿名 より:

    余裕があるときはヒーラーのULTためるためあえて拾わないことがあると思いますが、戦闘中は積極的に拾った方がいいのでしょうか。

    • だらだら より:

      ヒールパックを拾うのはサポートの回復が難しいとき、が原則だと思います。
      ですが、プラチナぐらいまでは積極的に拾っていいと思います。
      今はマッチングシステムの都合上、どのレベルのサポートとマッチするかわかりませんので、サポート依存しない立ち回りのほうが安定すると思います。

  3. 匿名 より:

    死にかけの敵DPSの目の前でヒールパックをつまむことに生きがいを感じます。
    初心者が多い今だからこそ『ヒールパックを取る選択肢』浸透させていきたいですね。良記事でした!