まずは基本構成:ダイブ編

初心者向け

ラッシュ構成(後日) / ポーク構成 / ダイブ構成

まずは基本構成を知ろう!
今回はダイブ構成。

構成もピックと同じく、その意味を理解しないと効果を発揮しない。
構成例と共に、戦い方の基本について紹介します。

ダイブ構成とは

一般的には機動力の高いヒーローが敵陣深くに飛び込むか迂回してサポートや後衛を積極的に狙いに行く戦術/プレースタイル。こういった戦い方をするための構成をダイブ構成と呼ぶことが多い。

d3watch オーバーウォッチ用語集(2022/11/9)

ショート・クロスレンジ(近距離)で殴り合うと聞くと、なんとなく理解した気になります。
しかし、OW2はFPS、FPSで近距離戦というのは特殊な戦い方です。
確かに他FPSでもショットガン戦術などがありますが、OW2のダイブはかなり違います。
何が違うって、まず速さが違う!

脳汁MAX だけど 激ムズ

オーバーウォッチ2をプレイしてダイブ構成を経験しない。
これは香川県に行ってうどんを食べないぐらい罪なことです。
普通のプレイでも他FPSとの違いを感じるオーバーウォッチですが、その真価はダイブ構成にあると思います。

https://www.wallpaperbetter.com/ja/hd-wallpaper-ujrio

なぜなら、ダイブ構成でしか摂取できないスピード感、連携感、達成感があるからです。
FPSはどれだけ変わっていても結局は撃ち合いに違いない。
つまるところ、相手より有利なポジションや数の有利、エイム力で打開していくゲームが大半です。
しかしダイブ構成は、いわばそういった敵を倒すための準備工程を無視します。
本来必要な前準備を圧倒的なスピードで踏み倒す、ほんの一瞬生まれる相手のスキ、そのスキを連携力でワンピックに繋げる。
それがダイブ構成なのです。

めっちゃ前ノリ、相手にターンを渡さない

さて、ダイブ構成のイメージをお話したところで、ダイブ構成が成功する具体例で動きのイメージを明確にしていきましょう。

■例1:圧倒的機動力で接近・追撃、それを支える分断

ダイブは機動力。
機動力があるから、こんな感じに敵後衛に飛び込むことができる。
ゼニヤッタが狙われているのは画像からもわかりますが、いい仕事をしているのがバリア。
バリアにより、いわゆる分断が生じています。
なんと3要素も分断されている。
1つめは、可動エリア。
バリアの後ろにいるタンク(シグマ)と合流したい!
でもゼニヤッタは怖くてバリアを通過することはできないでしょう。
2つめは、攻撃可能範囲。
どうやらシグマは前面を攻撃しているみたい。
だからゼニもその方向に攻撃したい!
でもバリアによって攻撃可能なエリアが分断されている。
3つめは、回復可能範囲。
敵シグマがダメージ受けた時、ゼニならなんとか回復できるかもしれない。
でもゼニがアナだったら?
回復弾がバリアで分断されてしまいますよね。
さらに、ゼニ自信も回復がほしいはず。
もし、シグマの裏に相方サポートがいるんだったら、相方サポートのゼニへの回復はゴリラバリアで同じくカットされてしまうでしょう。

■例2:敵の意識は奪われ、味方の意識は統一される

ダイブがうまく決まった時、相手の意識すら分断されるのです。
ゼニヤッタはきっと生き残ることを考えているはず。
ハンゾーは飛び込んできたウィンストンを倒したいでしょう。
シグマは(画像には映っていない)敵本陣を押さえつけることで頭いっぱい。
ね?
敵チームのそれぞれが考えていることがバラバラになってしまったんです。
一方、ウィンストン側にダイブDPSがいたとしたら、
「あ、ゴリラがゼニ狙ってる、倒せそう!」と感じて飛び込んでくれるでしょう。
飛び込みが相手の意識を断ち切るとともに、誰を狙うかの合図にもなっているんです。

ダイブ・ヒーローズ

ダイブ構成に必要なのは機動力です。
相手との距離を一瞬で詰めるスキルがあるから、そこからドラマが生まれるわけです。

■タンク
ダイブタンクは「エリアを奪う」動きが特徴的です。
エリアと聞くとあまりピンときませんね。(そのうち当ブログで記事化!)
”相手の自由を奪う” と考えください。
もっとシンプルに、相手が戦いにくい環境を作るでもOKです。
本来は安全であるはずの空間にいきなり飛び込む、文字通り敵タンクを飛び越えるわけだから相手はパニック。
当然、敵のフォーカスはダイブタンクに向く。
その間にダイブチーム側のDPSがダメージを出していく、という構図です。
相手を戦いにくくする、が味方が戦いやすくなるに繋がる美しい戦術です。
ウィンストンは敵陣に飛び込みバリアで敵を分断することで実現しています。
ドゥームはバリアこそ持っていないものの、吹き飛ばしで強制ポジションチェンジ、しかもダメージも大きくデスの危機を与えるオマケ付き。
この考えで行くと、D.vaはちょっとダイブの動きが弱いかも。
D.vaはいきなり飛び込むというか、浮いた敵、ミリの敵を狩り切る動きなのでファーストインは苦手かも。
もはやレッキングボールのほうが一周回ってダイブタンク的かもしれません。

■DPS
上側3人が純正ダイブヒーロー。
機動力を持って相手をかき乱す動きです。
正直ダイブタンクよりダイブDPSの動きのほうが難しいと考えています。
その理由は「機動力で何をするか」この選択肢が多く、正解が難しいからです。
例えば、
ダイブタンクに合わせて短い時間で敵を倒す
味方本陣とは別の角度からの射線を作り、敵連携を崩す
強ポジに構える敵を下ろしに行く
これら選択肢が同時に発生し、その中から最適解を選択するゲーム理解力が必要です。
逆にこれだけの行動が取れるのはその機動力のおかげ。
ダイブヒーローが強く、そして人気なのは、プレイ自由度によるものですね。
下側3人はフランカー的動きができるという意味で記載しました。
入門的に使って良いかもしれません。

■サポート
サポートに第1に求められる回復。
これがダイブ構成だと難しい。
だって、味方が縦横無尽に動き続けるし。
動く味方でも安定するゼニヤッタ、キリコは最適でしょう。
ゼニなら不和オーブにより、敵を倒す時間をさらに短くできるダイブシナジーサポート。
一方、飛び込むんだから被弾必死、超回復、緊急回避が必要。
そういう意味でアナもいいかもしれません。
アナビンなら超回復で飛び込んだゴリラもニッコリです。
キリコの鈴も攻撃的に使えます。
あと1秒あれば敵サポートをビリビリ焼きできたのに・・・その1秒を作れます。
味方とともに敵陣につっこんでも逃げけ切れる性能持ち!キリコつぇぇ。

ダイブ構成の戦い方

重要ポイント①:プレイヤースキルと相談する
決まれば楽しいダイブ構成ですが、使いこなすのは難しい。
そもそも、トレーサーやゲンジなど対応しているヒーローを使うことすら難しい
自分のスキルと相談してダイブ構成にチャレンジしましょう。
特にランクマッチなど野良マッチにて、味方がダイブ構成だからといって無理に合わせるとパフォーマンスが落ちたりします
無理せず少しずつ練習して実践投入しましょう。

重要ポイント②:味方のタイミングどんな感じ?
1人づつ飛び込んでしまうと、それは1vs5を繰り返しているだけ。
味方と息を合わせて飛び込むことで機動力の恩恵を最大化しないといけません。
これがダイブ構成が難しくしている理由の1つです。
野良だとタイミングが合わず、せっかく飛び込んだのに誰も着いてきていない、なんてことも。
積極的にVCを使っていきたいです。
味方と噛み合わないと感じたら早めに戦略を変えたいところ。

重要ポイント③:相手の陣形を崩す
ダイブ構成は飛び込む動きになるわけで、単純に飛び込んでしまうと1 vs 5になってしまいます。
当然飛び込んだ1側が負けてしまいます。
飛び込んだとしても1vs5にならないために相手の陣形を崩すことが重要です。
陣形を崩すのはダイブタンクの得意とするところなので、意識していきたいところ。
DPSも陣形全体を崩すというか、オフアングルからのプレッシャー、高台へのアプローチで貢献できます。

コメント

  1. 匿名 より:

    なんとなくでしか分かっていなかった情報を、安定したクオリティで供給してくださるので助かっています。これからも頑張ってください!応援してます。