オーバーウォッチにおけるメタの根拠はめちゃムズ
今回はマーシーとルシオの組み合わせについてだめな理由を考えていこうと思います。
このコンビは当たり前のようにダメだと言われていますが、その理由を応えられる人は少ないです。
正直私も100%理解できているとは思いません。
オーバーウォッチにおけるメタ(流行り・定石)の良し悪しは体感しづらい。
オリーサが強いだの、ソジョーンに穴が無いだの、言われてみて、そして使ってみて、ようやく感じるレベルです。
もしかすると、そういった噂を信じているだけかも?
そんな疑問を持ってしまうほど良し悪しはわかりにくいのです。
今回の記事はマーシー&ルシオがダメであると知ってもらうだけで目標達成です。
ここで終わってもOKです。
ですが、せっかくなので自分の考えを語りたいと思います。
理由1:低ヒール
ルシオが低ヒールであることはさすがに体感できると思います。
瞬間的に60HP/secすることもできますが、ルシオはスピードブーストが本質。
回復にブーストを回しているとルシオを殺してしまっているのと同じです。
さて、マーシーが低ヒールであることを説明するのは難しいですね。
マーシーは55HP/secです。
ここでキリコと比較すると、オフダは着弾までラグがあるものの130HP/sec回復するので、マーシーと比較すると倍近くの差があります。
でも、マーシーは即着回復して安定している、回復も負けてないのでは?と考えたいところ。
しかし、マーシーで考えないといけないのは、回復相手に飛ばないといけないところです。
ローヘルスの味方に飛ぶ時間はどれくらいでしょうか?0.3~0.5secぐらいかな?
めっちゃ小さい時間、しかし、この時間は回復力に大きな差を生みます。
思い出してください、OP(オーバーパワー、めちゃツヨ)と言われたキリコの調整を。
回復速度が0.15sec長くなった弱体化※を。
たった0.15secですよ。開発は0.15sec弱体化するだけでヒール力が落ちると考えているんです。
そう考えるとマーシーが抱える味方ジャンプのラグタイムはマーシーを低ヒールとする原因のひとつと言えそうです。
※パッチノート2023/1/25
この低ヒールをあおりを一番受けるのはタンクです。
タンクは低ヒールであるため前にでれません。
理由2:”強み” を殺さないといけない
ルシオの強みは唯一無二のスピードブースト。
広範囲の味方に機動力を授け、相手との距離を縮め押しつぶす、いや、相手からの猛攻をクールにさばくことだってできます。
マーシーの強みはダメージブースト。
私はダメージブーストの時間や、ダメージブースト量はそんなに大事だと思ってなくて、私が考える良いダメージブーストはキルチャンスにつながっているダメブです。
たとえば、今でいうとソジョーンのレールガンタイミングでちゃんとダメブできてるマーシーはすごいと思います。
単純にチーム火力の底上げのためのダメブという考えもありますが、味方DPSのチャンスを察知してキルの確率を上げられる動き、ポイントポイントでダメブを提供することが重要なのではないでしょうか。
この二人の強さに共通すること、それは「ヒールに集中しない」です。
ヒールのためにブーストを使う、ヒールのために味方間を飛び回ってしまう、そうなってしまうと強みを発揮することができないのです。
低ヒールであることが強みまで殺していると考えています。
理由3:割り切って回復専属と考えるのは・・・?
ルシオとマーシーを回復専属と割り切るのはアリか?
ここで、オーバーウォッチの上達・攻略のキモとも言える考えがあります。
回復だけするサポートは上級者になれない。
できるサポートほど、回復以外で差をつけます。
オーバーウォッチのサポートは回復もできるヒーロー、と考えるのがいいです。
回復だけするのであれば回復量の差で勝負がついてしまいます。
そんな浅いゲームではなく、回復は当然する、その上で自分のできることを探す、このような献身的なプレイがサポートの理想だと考えています。
これは、マーシーやルシオ単体にも言えます。
単に回復するなら回復量が大きいヒーローをピックすべきです。
それ以外で差を付けたい、でも理由2の通りルシマシ構成だと強みが死んでしまう。
マーシーにはリザレクトもある!でも復活中の味方回復は?
ということでルシマシは相性が悪いと考えております。
単に回復量だけだと、ルシオ&ゼニの方が低いと思うのですが、少なくともゼニは相方がルシオでも火力というゼニの強みを発揮できます。
なので、稀にピックされることもあるのでしょう。
とはいえ、強みを活かしきるのは難しい。
シルゴルの間は「ヒール第一」にして「ときどき強み」でいきましょう。
そのときどき強みすら、ルシオ&マーシーは難しいのかもしれません。
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