“ult予測” から始まる勝利への道

脱初心者

2024年初頭、webは猫ミームがまん延しています。(特に意味のないメモ)

エイム、立ち回り、マップ利用・・・そういったOW基本技術のひとつである「ult論」
そのult論もまた細かい技術体系で形成されています。

ultテクニックは覚えにくい・・・なぜ?

ultテクニックが身につきにくい理由を考えてみました。
主な理由は、ultのインパクトが一瞬だからではないでしょうか?
ultで敵を殲滅したり、ultで逆転されたり、その瞬間瞬間は確かに衝撃的。
しかし時間にして数秒、長いマッチの中では一瞬なので記憶に残らないかもしれません。

そしてなによりプレイヤーのみなさんに原因があるかもしれません。
数あるゲームの中からオーバーウォッチをプレイするみなさん。
さしずめオーバーウォッチジャンキー
マッチが終われば次の戦いにキューを進める。
そんなジャンキーは(前試合のultの)復習なんてしないかもしれません。

こんな状態になったら休憩するか病院にいきましょう

多くのスポーツで「攻撃はセンス、防御は努力」と言われます。
この方程式はオーバーウォッチにも当てはまると思います。
今回もオーバーウォッチult論における防衛技術を取り上げます。

――― カウンターultか?もうマスターしたぜ!
そんな人も振り返ってみると、敵ultを意識するのはサポ1のときだけだったりします。

ultに対する防衛テクニックの基本にして奥義は「敵ultにやられない」ことです。
まず問題提起したいのは「来るとわかってるultにやられろ」です。

「来るとわかってるult」にやられろ、の真意

「来るとわかってるult」にやられろ、という意味不明な主張は私の文章力のせいです。
本当に言いたいことは「来ることが予想できなかったultでデス」はダメだってことです。
オーバーウォッチはチェスや将棋、囲碁に似たゲーム性を持つ、追い詰め合うゲームです。
追い詰められた挙げ句でやられてしまうultがある構造上、ultを避け続けるのは不可能。
しかし、敵ultを予想し続けるのは可能です。

シンプルな話、敵ultを予想するクセをつけよう、という話です。
”単純” とは言ったものの敵ultを予想する能力のマスターは困難です。
その理由はさっき書いたとおりですね。

ここでは、なぜult予測が勝利の道へとつながっているかを説明したいと思います。
ult予測はプレイヤー能力のひとつ、と捉えるにはあまりに大きい要素です。
私はult予測の有無がプレイヤーの壁であると考えています。

ult予測せずにデスするプレイヤーの脳内

ult予測できない人のほとんどはこんな感じでしょう。
というか、こんな感じで終わりなのでしょう。
重要なのでもう一度言います。
ult予測できなかったら、ここで終わりなんです!

一見すると上のふたつとも同じです。
ふたりともデスしてるんですからね。
・・・しかしながら、その後が違う。
ult予測できる人は、その先が用意されているんです。

「予測できる」と「予想できない」。
2つを見比べると明らかです。
予測できないプレイヤーは、そこで成長ストップです。
予測できるプレイヤーは、失敗したって大丈夫、予測できるなら次のチャレンジに繋がります。

【めっちゃ大事:ここだけでも読んで】

ult予測できる人は「敵ultに対してアクションする権利を持っている人」です。
考えても見てください、予測せずに敵ultに狙ったアクションを返せますか?

さらに言うなら、予測した上で準備したアクションが失敗したっていいんです。
――― 狙って行動する
狙ってやった。だから反省できるやろうと思えばもう一回できる

しかし、予想できない人はそうじゃない。
――― もしかすると、たまたま対処できるかもしれない。
でも、たまたまの対応だから、再現性が無い。
もう一度やれと言われてもやれない
こういうプレイは「偶然のgoogプレイ」を待つだけのプレイです、成長はありません。

ult予測はここから始めろ

というわけで、みなさんもult予測できるようになりましょう。
がんばって意識しよう!・・・それでは精神論なのでヒントになりそうなことも書いてみます。

【初心者はデス中を利用しよう】
デス中はボーっとする時間ではありません。
この時間も有意義に使える。
ヒーロー操作できない、ということを逆手に取ってマッチを局面として捉えましょう。
ult持ってそうなヤツに目星をつける、それだけでも成長の一歩目。

【リグループ中だって同じ】
デスが敵に負けたときの猶予時間とするなら、こっちは勝利の猶予時間。
勝ちを次の勝ちにつなげるための思考プロセス、それがult予想です。
勝ちが勝ちを呼ぶことをスノーボールと呼びますが、スノーボールはこういうプレイヤー意識で掴み取るのです。

【スコアボードを活用】
スコアボードは予測に対する大きなヒントになります。
同じロール間でダメージ(回復量)を比較してみましょう。
大体同じぐらいのultゲージになっているはずです。
注意点として、ultゲージはヒーローごとに違うことを頭に入れておきましょう。
例えばソルとトレだと2倍違います、こればっかりは慣れで覚えるしかないですかね。

ultコミュニケーション はチームをキャリーする

ult予測のできる・できないが上達に必要な理由は伝わったでしょうか。
今回紹介したようにultを予測するという1点でもキャリー能力になりえるんです。

フレンドが(もし)いるのであれば、それは良いult予測の実験場です。
マッチ中に敵ult予測をコールするだけで、それはひとつのキャリーです。
そのおかげで勝つことができたのならば・・・
――― ドヤりたい人はフレンドに自分のultコールを自慢しましょう
――― もう少し大人な人は「nice team」とチームを鼓舞する余裕を満喫しましょう

  1. ゼニヤッタルシオなどのカウンターult持ちサポート

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