全タンクひとつは持っている防衛スキル。
今回は防衛スキルの性能を少しだけ伸ばすコツをお伝えしたいと思います。
全タンクに共通するテクニックです。
初手で防衛スキルを切るのはもったいない
今回の結論は「ダメージを受けてから防衛スキルを使うとちょっとおトク」という内容です。
逆に、初手で防衛スキルを切っちゃうのはもったいない、という話になります。
初手で防衛スキルを切るとは、おおよそ以下の例をイメージしてます。
・敵との殴り合いが始まったら、まずスキル展開してダメージ吸収する
・スキルクールダウンが上がった瞬間にスキルを再使用する
それでは、防衛スキルの話を紐解いていきましょう。
タンクの立ち回りはサポートの回復とセットで考えよう
敵との殴り合い開始時にいきなり防衛スキルを使うのが、なぜもったいないのでしょうか?
このプレイをすると何が嬉しいのか、ちゃんと確認してみましょう。
少なくとも2つのおトクポイントがあります。
1.ヒールがほしいとき = 体力が少なくピンチ を安全にパスできる
「ヒールがほしい時」というのは「HPが少なくピンチの時」ですよね。
そしてその時こそ、ヒールが間に合うのかどうかで戦局が動きます。
この重要局面を運に任せず、この時に防衛スキルを展開するんです。
そうすれば、味方サポートはタンクが落ちることを心配せずに回復できますよね。
2.防衛スキルを温存&スキルクールダウンを消費できる
タンクが死ぬときは防衛スキルも使ってしまい、万策尽きた時です。
防衛スキルを少しでも遅出しすることで温存することができます。
そして、ザリアやオリーサのように防衛スキルを2個以上持っている場合は、片方スキルを使った後に残りのスキルを温存することでさっき使ったスキルのクールダウン明けを待つことができます。
タンクが上手くいかない人の中に、防衛スキルをとりあえずブッパしている人がいます。
ちょっとした差なのですが、この差がマッチ中に積もり積もって勝ち負けになります。
特に、オリーサのような硬化→サポ回復→クルクル→サポ回復→硬化・・・のようにスキルエコノミーがキモになるようなヒーローにとっては必須の考え方、必須のテクニックです。
タンクにとって、いかに防衛スキルが無い時間を短くできるか、がミクロ戦※成長のポイントになります。
※ここでは局所戦を突破するという意味合いで使っています。大局感と逆の意味を込めています。
うまい人は被ダメどころか重要スキルまで温存する
上では被ダメが蓄積するまで防衛スキルを温存することを説明しました。
もっとうまい人は、敵重要スキルをタンク防衛スキルで無効化するために温存したりします。
オーバーウォッチにおけるスキルの存在はかなりデカい。
いつスキルを使うのかのゲームと言っても過言ではないぐらいです。
そんな重要なスキルをお互いに使い合うのはゴルプラまで。
プラチナあたりから輝くワンプレイがちらほら生まれ始めます。
たとえば、敵アナの阻害ビンが飛んでくる、これを食らうとチームの維持能力が機能不全に!
と思った瞬間、味方オリーサがクルクルで阻害ビンを消し去りながら、敵タンクを押しつぶす!
重要スキルを使ってしまった敵チームに挽回のカードは無い!
これを狙ってやれる人がいる、間違いなくキャリータンクです。
とはいえ、狙った所で100発100中といかない、せいぜい10-20%ぐらいの成功率。
それでも、ワンプレイを狙える人と、そもそもそんなプレイを知らない人、どっちが勝ち上がるのかは明確。
これからタンクがんばろうと思う人は「防衛スキルが上がったけど、ほんのちょっとだけ温存してみようかな?」ぐらいの心がけでOKだと思います。
コメント
手書きザリア好き