あなたの知らない King’s Row の世界【後編】

OW2その他

前編 / 後編

キングスローはペイロードルールです。
ペイロードを運ぶ目的は?ペイロードの積荷は?
その疑問にお答えします。

お互いが向き合う瞬間、事件が起きた

人類とオムニックに横たわる深い溝を埋めるべく偉人が立ち上がります。
その名は「テカルサ・モンダッタ」です。
ゼニヤッタとラマットラの師であり、真なる平等を求めるオムニックです。

モンダッタはキングスローの根強いオムニック差別を解消するために、現地に飛びます。
キングスローでの彼の演説は民衆の心を打ちます。
しかし、スピーチは失敗に終わります。
このスピーチが彼の最後のスピーチになってしまったためです。
そう、彼はスピーチを最後に暗殺されてしまいました。

スピーチ直後に暗殺されモンダッタ

調査が行われましたが、犯人、首謀者、背景団体の特定には至りませんでした。
というのが公式発表ですが、みなさんはその真実を知っていると思います。

タロンに所属するウィドウメーカーによりモンダッタは暗殺されてしまいました。
オーバーウォッチのはぐれ隊員であるトレーサーの尽力もありましたが、紙一重の差で暗殺が成功してしまいます。
後日、ウィドウメーカーは「芸術的な暗殺」と呼んでいます。

この事件をさかいにキングスローのオムニック排斥運動が激化します。
この混乱に乗じて、人類 vs オムニックの壁を決定的にするべく、さらなる計画が進められることになりました。

オムニックの現在

抑圧されたオムニックたちはキングスローのスラムに逃げ込みます。
アンダーワールドと呼ばれるスクラップ街は、非認知のオムニック自治区です。
若年オムニックによる反人類レジスタンスも潜んでいるんだとか。

壁に書いてある「アンダーワールド」がこの場所の名前

ちなみに、落下死ポイントエリアの底を覗き込むと、深く広がるオムニックの街を一望できます。

オムニック達が暮らすスラム街

暗殺されたオムニックの英雄(モンダッタ)を称える像が作られたものの、人類とオムニックの壁は高まるばかりです。

人類とオムニックが手を取り合う社会はやってくるのだろうか?

オムニック撲滅作成

ようやくゲームプレイと交わる内容にたどり着きました。
キングスローにおけるペイロードは、現在のキングスローを巡る戦いになります。
ペイロードの意味を紐解いていきましょう。

キングスロー戦は攻撃側がヴィラン防衛側がヒーローの戦いです。
具体的には、EMP爆弾が搭載されたペイロードをオムニックスラムまで運ぶ/阻止する戦いです。
ペイロードが目的地まで運ばれたあかつきには、EMPが爆発し地下で暮らすオムニックたちが機能停止してしまうことになります。

都市部に準備されたEMPペイロードから始まり、ひとけの少ない裏路地を通り、アンダーワールドまで運ぶ流れを見ると、オムニック排斥を求める人間(都市部側)がバックに付いている気配もします。

オムニック側も一方的に虐げられているわけではありません。
秘密裏に武装蜂起する準備を進めており、さらにその中核となるレジスタンスグループの存在も明らかになっています。
人類側も見えぬ驚異に怯えているのでしょう。

これがキングスローのペイロード戦の背景です。
知ったからといって特段プレイがうまくなるはずないのですが、戦いのバックグラウンドを知ることでちょっと楽しくなったり。
それに、フレンドと遊ぶときについつい話したくなりませんか?

コメント

  1. 匿名 より:

    ペイロードマップので攻撃か守りかにもストーリーあるの面白い 他のマップも是非まとめて下さい!