【比較】ゼニヤッタ vs ブリギッテ

ゼニヤッタとブリギッテは共通点がありながら、相違点もあります。
それら共通点・相違点から見えてくるピック基準について述べたいと思います。
今回の主張は第三者と意見交換できていないので、持論色強めです。
1つの意見として捉えていただければ幸いです。

こいつらのピック基準は似ている

ゼニヤッタとブリギッテは全然違う、でもすごく似てる、そんなサポートだと思ってます。
マクロな話をすると、この二人は回復もするサポートに位置づけられます。
得意な距離や立ち回りは全然違うものの、なぜかピックするときの考えは近いように感じます。
ということで、今回はゼニとブリの共通点、相違点を比較して、ピックするときに何を考えているのかを自問自答していきたいと思います。

共通点：低いヒール量

サポートはヒーローごとにヒール量が違うのは常識。
本題に入る前に少しおさらいしてみます。

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ビッグヒーラーの代表格。メインサポートと呼ばれることもある。
どちらか一方はピックしておきたい安定サポート。
そして攻撃性能もめっちゃ高い。
攻撃もするサポートとして立ち回ることが中級者以上の必須立ち回り。

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この層を定義する言葉はない？
ミドルクラスの回復量を持つ。
しかし、それゆえ回復に専念してしまうとビッグヒーラーの下位互換。
回復以外で差を見せないと効果を発揮できないサポート。

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もはや回復はオマケでは？
サポートとは言うものの、回復もする、ぐらいの回復性能。
おおげさに言い過ぎですが、攻撃もするビッグヒーラーとは真逆の存在だと強調しておきます。
回復量のためコイツらをピックするという考えはまずいと思います。
回復以外のナニカで存在感をアピールしないといけません。

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【ゼニ、ブリ　ピック基準の話】

チーム全体の回復量を確保しておかないと野良ンクマは心配です。
ビッグヒーラーを、少なくともミドルクラスのヒーラーをピックされている状態じゃないとゼニ・ブリをピックしにくいですね。
ただしこれは逆を言えば、相方がビッグヒーラーならゼニ・ブリをピックしてもいいと、判断できるとも言えます。
タンクがめっちゃ前に出るタイプじゃなければ、ゼニ・ブリをピックして回復以外の動きをチームにトッピンしてもいいかもしれません。

共通点：確実性の高い回復

回復量は小さいが、確実に回復できる。
これもゼニとブリの共通点です

アナやバティの回復は量こそ大きいですが、外れる可能性がすごく高い。
連続で回復弾を外してしまったときに「あ、いまリロードだった」と誤魔化すプレイヤーもいるほどです。
ましてや、敵に襲われている時の回復性能はガタ落ち。

それに比べてゼニ、ブリの回復確実性はすごく高い。
敵に襲われていようが、味方へ回復を回すことを得意としています。

この確実性を最大限発揮できるのが「タンク以外への回復」です。
DPSや相方サポートへの回復のことですね。
もっとも輝くのが回復先がフランカームーブ(ゲンジ、トレーサーなど)の時です。

回復すらよけてしまうような高速移動タイプの味方でさえも確実に回復できる。
大きくはないが、確実、これがチームに求められることもあるのです。

相違点：影響を与えられる距離

続いて相違点、といっても説明するまでも無いかもです。

ゼニヤッタといえば遠距離サポートのイメージが強いでしょう。
サポートでありながら遠距離にプレッシャーを与え続けられるのがその理由ですね。
近づかれてしまえばピンチになってしまうゼニヤッタですが、近づかれないのであれば一方的に弾幕を張れるので、ゼニヤッタ１人のためにピック変更を余儀なくされるパターンも多いです。

図示してみると、緑の範囲にプレッシャーを与えるのが得意で「赤の範囲に近づけないぞ」という動きが基本的立ち回りです。
赤のエリアを守り続けるのが仕事と言い換えてもいいかもしれません。
こんな感じで遠距離が得意なので、ポーク構成でおなじみのヒットスキャン達と相性がいいです。
じゃあ、フランカーと相性が悪いのかというそうでもありません。
先程「回復が確実」という点からフランカーとの相性がばっちりであることをお話しました。
加えて、不和のオーブを付けることでフランカーのターゲットを落とすサポートもできます。

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もちろんブリギッテは近距離タイプ。
近距離エリアの敵を弾き返す動きが得意です。
遠距離の敵には何もできませんが、飛び込んできた敵と交戦を拒絶する(ディナイ、ディスエンゲージと呼んだりも)立ち回りがめっちゃ強いです。

ブリギッテはタンクと一緒に動くもの、という考えもあるかもしれませんが、飛び込んでくる敵を拒絶する立ち回りも強いです。
つまり、緑のエリアを守るのが得意なわけです。
という考えから考えると、ブリギッテは遠距離が苦手なものの、遠距離が得意なDPSを守るのは得意、と捉えることができます。
ゼニヤッタと同じく、ポーク構成でおなじみのヒットスキャン達と相性がいいです。
もちろん、ブリギッテはフランカーを回復するのだって得意です。

私のピック判断の基準

最後に当ブログにおけるゼニヤッタ、ブリギッテをピックしたくなる例を紹介したいと思います。

ラストサポ枠に何ピックする？
ゼニヤッタとブリギッテに絞った場合・・・う～ん、悩みますねぇ。
どっちをピックしても活躍できると思うからです。

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【ゼニヤッタをピックした場合】

どうでしょう、この遠距離からのプレッシャー。
ちまちました戦いではD.vaの勝つチャンスは低いです。
完全にポーク攻勢ですね。
遠距離に寄ったチーム構成をより強化するためのゼニヤッタピックです。

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【ブリギッテをピックした場合】

敵がちまちました戦いではなく、一気に詰めてくる戦いを選ぶかもしれません。
そうなった場合、遠距離チームでは不利。
というストーリーを予期してブリギッテをピックするのもありでしょう。
突っ込んできたリーパーを押し返すほどのパワーはありませんが、時間稼ぎなら十分。
その間に味方がなんとかしてくれるかもしれません。
D.vaがつっこんできても、ウィップで拒絶できます。
遠距離に寄ったチームの弱点を埋めるためのブリギッテピックです。

おまけ：どうなの？新ブリギッテ！

シーズン４開始前はブリギッテの変更がSNSを騒がせていました。
条件付きとは言え、スタンが復活したので大規模バフだと思われていました。

実際のところどうなんでしょう？
私の印象は思ってたほど前に出れないので、想像ほど強くない印象です。
とはいえスタンは強力。
リーパーやモイラのultを止められるだけでも十分な価値ありです。
従来は止めれてなかったですもんね。
これから研究が進み、ブリの真価が判明するでしょう。

それはさておき、ブリはいいヒーローです。
使い方さえ知っていればとても強い。
遠距離型の味方を守るんだ、という意思でプレイするだけでも十分強いです。
特に寄られると弱いアナやアッシュが味方にいて、しかも彼女たちがキャリーだったとき。
彼女たちを守るだけでフリーwinなんてこともあります。
苦手意識を捨ててブリギッテを触ってみましょう！