サポートは回復の他に「味方を守る」アクションが求められます。
とっさのスリープダーツや、狐鈴、イモータルフィールドなどが強力な防御行動です。
そして、忘れていけないのがブープです。
一番簡単、ルシオのブープ
名称:サウンドウェーブ(通称:ブープ)
https://overwatch.fandom.com/wiki/L%C3%BAcio
ダメージ:25
射程:8メートル(横向き円柱)
CD:4秒
ルシオの非常に簡単、お手軽スキル「サウンドウェーブ」
ルシオがプレイオブザゲームを取ったときは決まってブープ環境キルですね。
サウンドウェーブは、環境キルを取るためだけのスキルではありません。
相手を押し出す・弾き返す効果を味方を守るために使う、は、もはや常識。
ですが、初心者の中にはこのブープ効果を信用していない人もいます。
だって、敵を一瞬プッシュする効果で本当に味方を守れるのか不安ですよね?
※ブープは本来「押し出す」という意味があります。そういう意味ではウィンストンとかもブープできます。
どうしてブープが強いのか
相手を一瞬押し出すブープ、このブープを使って味方をフォローするといえば、なぜでしょう、アナを守るシーンが最初に浮かびます。
アナは機動力を持たず、それゆえ、トレーサーやゲンジにいじめられがちだからですね。
こんな風に襲ってくるゲンジ・トレーサーを、ブープなら一瞬遠ざけることができるんです!
ドヤァ!
・・・まぁ、効果低そうですよね。
遠ざける期間は時間にしてだいたい1秒ぐらい。
1秒遠ざけただけですぐ敵は戻ってくる、と感じますが、ここが重要。
オーバーウォッチは1秒あれば、いろんなことができるんです。
1秒あれば、守ったアナはビンで自己ヒールできるでしょう。
もしかしたら落ち着いてスリープ当てるかも?
バティストならイモータル炊けます。
マーシーなら飛んで逃げれます。
ゼニヤッタは・・・キックがある!(?)
そしてサポートに共通する「1秒」の重要な利点はセルフヒールパッシブの起動です。
セルフヒールが起動すると何が嬉しいのでしょうか?
飛び込んでくるゲンジ、トレーサーはHPが低く、一瞬でキルをとって離脱しないといけません。
1秒遅れによって、ターゲット(アナとか)がセルフヒール開始しちゃうと計算が狂う。
加えて、ルシオの範囲ヒールもアナに入るからキルとるのがめっちゃ難しくなる。
ただでさえブープで1秒遅れているのに、アナを倒すのにさらに時間がかかっちゃう!
もしかしたらタンクとかも集まってきて、ゲンジをボコボコにするかも!?
といった具合です。
初心者の間は、なぜ自分が死んだのか、その理由に気づけないものですが、自分が逃げ足のないサポート(アナ、バティ、ゼニ)を使っていて、トレーサー、ゲンジ、ソンブラ、リーパーに倒されているようだったらルシオをピックしてみてもいいと思います。
また味方サポがこれらDPSに狩り続けられている場合は、たとえ自分のデスが少なくても、味方を守るという意味でルシオへピックチェンジできる余裕があるといいかもしれません。
ブープ ワンポイントレッスン
最後にブープを使ったテクニックを紹介したいと思います。
そのテクニックとは「着地点をズラす」です。
対ウィンストンや対ドゥームに使えるテクニックで、相手が飛び込んできたとき、着地する前にブープする、という方法です。
これが有効な理由は発生ダメージをおさえられる点です。
始めたてだと知らないひとが多いですがウィンストンのジャンプは、着地点周辺で50ダメージ入り、最小1ダメージ、範囲外だと当然0ダメージになります。
たかが50ダメージ、されど50ダメージです。
理由を説明します。
ウィンストンのメイン攻撃であるビリビリが60ダメージ/秒であり、このビリビリでHP200を倒そうとすると約3秒強で倒し切るわけですが、最初にジャンプダメージが入ってしまうと、約2秒で倒されてしまします。
1秒も生存時間が変わってくるんです。
そして、1秒の違いで何ができるかは上で検討済みです。
ウィンストンの出鼻を挫くためにも着地前のブープが聴いてくるんです。
この着地点をズラすブープですが、シチュエーションが良ければ、高台に飛び乗ろうとするゴリラを着地失敗、下段に着地、とかもできたりして効果は絶大です。
そしてブープの良いところは練習がいらないということです。
広範囲だからエイムがいらない、特別な知識もほとんど不要、初心者に持ってこいですね。
もちろんブープも奥が深く、他にも利用用途がありますが、まずはダイブ系ヒーローから身を守るという使い方でいかがでしょうか?
心がけ1つで、とりあえずブープを連発してしまう効果の薄い使い方を改善できるはずです。
もしかしたらブープを全く使ってない初心者の方もいるかもしれませんね。
コメント
ブープに練習が要らないは言い過ぎ
位置ズラするとか環境キルとかは距離もタイミングも練習が必要