ペイロードを盾とするか障害とするか

オーバーウォッチ2

タンク向けのお話です。
ペイロード・ロボットをテーマとしています。
ペイロードも運ぶためだけのものではないのです。

ペイロード・ロボット周りは激戦区

ペイロード(以下ではロボットも含みます)周辺ではアタリ合いが発生しがちです。
それもそのはず、
ペイロードを進める・止めるがマッチ勝利条件なのだから
その周辺が激戦区(ガチのアタリ合い)になるのも当然です。

オーバーウォッチ2初心者のみなさんの中には
アタリ合いの中だから「ペイロードは置物」のように感じている人もいるのではないでしょうか。
もしくは、ちょっとピンチだから味方のところに下がろうとしたら
ペイロードに引っかかってしまったという嫌な記憶ぐらいしか残っていないとか?

モノは考えようで、
高台とか有利ポジションは戦場にいつもあるとは限りませんが
ペイロード・ロボットはいつもチームと一緒に動いてくれるんです。
いつも戦場にいてくれるんです。
これを利用しない手はないです。
ということで、下に続きます。

ペイロードが障害になるケースを知ろう

思わずニヤリとしてしまうシーンですね(笑)。
私の言いたいことをダイレクトに表現してくださっています。
※相互フォローサンクス! クラッシュ黒猫さん

上のイラストはリージャンタワー(コントロールセンター)の1場面ですがペイロードでも同じです。
真ん中の遮蔽物をペイロードと置き換えてください。
まあとにかくペイロード・ロボットが邪魔!
DPSが回復を欲しがっている場合は下がってくれればなんとかなるのですが、問題はタンク。

タンクが回復を欲しがっているとき
ペイロードが邪魔で回復できず、そのままタンクダウンが発生しがちです。
なぜDPSは生存できて、タンクはデスしやすいのでしょうか?
それはタンクが前線をキープする役目だからです。
「自分が下がったら敵がどんどん前に出てしまう・・・!」
「ロボより下がったら主導権を失ってしまう!」
このようなタンク気あふれる思いのせいで、ペイロ前をキープしてしまうのです。
ですが、上の画像からわかるようにサポから見えてるようで見えてません。
ということで、ペイロードより前に出たい、もっと敵を押したい、
という気持ちは重要なのですがサポートは気が気じゃないということも覚えておいてもらえると嬉しいです。

ペイロードがこのように意識の不意をついてくる理由は、
マップ初期配置にはなかったはずのペイロが、たまたま戦いの流れでその位置にストップしたからです。
言い換えると、本来はそんなところにあるはずのない障害物が戦いの流れで存在してしまう、ということです。
そんなにペイロードは邪魔なのか。
じゃあ、ペイロードから離れて戦えばいいのか?
というと、そうでもありません。

ペイロードは盾にもなるんです

ペイロードを盾として使えるかどうか
これはタンク中級試験の課題でもあります。
中級者以上は必ず知っているペイロードの活用方法、説明いたしましょう。

もったいぶってますが大したことではなくて
つまり言いたいことは「ペイロードを弾除けに使いましょう」です。
弾除けといっても活用方法はたくさんあります。
それこそ上級タンクはペイロ活用方法をたくさん持ってます。
ここでは比較的簡単な使い方を紹介します。

  • 被弾を最小限に
    あまりに当たり前な遮蔽物の使い方。
    ペイロ前で戦って、ピンチになりきる前にペイロ真後ろにくっつく。
    ペイロにピタッとくっついたタンクは意外と被弾しない。
    攻撃を喰らわずに相手には食らわせる、戦いの基本にして奥義です。
    その間に回復して、ライフ差を広げていきましょう。
  • リロードタイム
    リロード中って時間が止まったぐらい長く感じません?
    リロード中は完全に無防備。
    少しでも無防備の被害を小さくするためにペイロを弾除けに。
    できるタンクはこうやって差を付けます。
  • スキル温存
    スキルはタンクの生命線。
    スキルに余裕を作れればそのアドバンテージで敵タンクを押し返せます。
    スキルを使い切らない、またスキル回復のためにペイロを利用します。
    たとえば、ハルトはずっとペイロ裏なら盾を出さなくていいです。
    盾回復に使えますね。
    たとえば、ザリアは「バリア使いたいな」をちょっと我慢してペイロ裏へ避難。
    そうすることで、敵の防衛スキルがないときにバリア特攻できるわけです。

上の使い方は一例で、
その根本に流れるスピリットは「押しにくいときはペイロ裏でゆっくり」です。
タンク戦というのは「押し引きの応酬」です。
「引き」の心も意識しないといけません。
後退のネジが外れたタンクは強くないのです。
引くときは引く、このワビサビがタンクの渋さなのです。
その点、ペイロードを使ったタンクの攻防は非常にディープで、
相手の攻撃をいかに無駄にするか、つまるところヤラれれずにヤル、の空間です。

[中級者向け] 戦場の押し引きの感覚

ロボット周辺のエリアは下図のように、ちょうどロボットで横断されると思います。

ロボより後ろだと遮蔽物として使えるし、
ロボより前だとヒールの邪魔になったり射線が通らなかったりで戦いにくい。
そんな中、どうにかして相手のエリアに侵入するこで優劣が付きます。
「いつ前に出るかの勝負」なんです。
この前に出る嗅覚を磨くことが中級者から上級者への道だと思います。

ここで問題。
以前の記事で「ペイロードより前に出ろ」という記事を書きました。
ペイロードより前で戦う、というのは今回のテーマに反すると思います。
ですが、これもうまく説明が付きます。
これに答えを出せるなら中級と名乗っても良さそうです。

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