「ティルト」に負けるな

OW2その他

ランクマッチ、まぁ負けます。
強い人でも勝率は55%ぐらい。
2回に1回ぐらいはだいたい負ける。
そして負けたときに顔を出す悪魔、それが「ティルト

それ、ティルトかも?

頭に血が上ってしまってる、または、すごく落ち込んでしまっている、
どちらにしても冷静じゃない状態、それが「ティルト」。
ティルト状態だと ”いつものプレイ” ができない。
高プレイスキルの人でもティルト状態なら負けちゃう。

――― タンクさん、もしかしてティルトしてません?
――― は?ティルトしてるわけねーだろ!?コラァ!!?

lolninja

オーバーウォッチ2で急に突入する負けモード。
その原因は「ティルト」かもしれません。

負けが続いているとき、自分に質問してみよう。
――― 本当にいつもの自分プレイができていたかい?

ティルトの原因はたいてい「負け」です。
それもインパクトのあった負け。
例えば連敗というインパクト、例えば暴言というインパクト付きの負け。

ティルトに陥ったアナタは、いつもの思考とはほど遠い。
「はいはい、どうせ次も負ける」といった負け犬メンタル。
「あqwせdrftgyふじこlp」といった言葉にならない怒り。

こうなってしまってはもうおしまい。
視野は狭まる、ドンドン狭まる。
プレイの柔軟性はもやは皆無、頭カッチカチ。

敵・味方に合わせたピックチェンジが意識できますか?
敵に攻め込むための別ルートを思い出せますか?
ティルトはこういった思考を奪っていくのです。

ティルトに打ち勝て

ティルトは戦略性のゲーム ――― OW2 ―― の敵です。
でも、もし、ティルトをコントロールできるとしたら
さらに、実は「あなた自身がティルトすることを選択している」としたら?
この事実を受け入れるところから始めましょう。

ティルトは外的要因で発動するかもしれません。
しかし、ティルトに陥っているのはまぎれもないアナタ。
自分をコントロールしましょう。
ティルトに打ち勝つんです。
そうすれば連敗地獄からも脱出できます。

ティルトを、そして、自分をコントロールする

――― 知は力なり
この言葉は人生を支える金言です。

ティルトもそうです。
ティルトを知らない人はティルト状態の自分に気づけません
”知る” たったそれだけで効果を発揮します。
他にも便利な知識がたくさんあるので紹介していきましょう。

「怒り」は90秒しか続かない

怒りの感情は「90秒」1しか続きません。
初期に発生する爆発的な怒りはもっと短く、10秒も続きません。

――― そんな事ある?
――― なんか、ずっとモヤモヤしてる気がする・・・
それは、あなたが知らず知らずのうちに「怒り続けることを選択している」からです。
たとえば、ミスプレイを思い出す行為、これは怒りの炎に燃料を追加する行為です。
他にも、味方に文句を言う行為、これはもう最悪。
怒りをチャット欄に残してしまいました。
そうなると自分の発言チャットを見るたびに怒りゲージが+90秒されてしまうのです。
最初の90秒を乗り切りましょう。

自分が「ティルト」していることを認める

怒りコントロールは「認める」ところから始まります。
自分がティルトしていることに気づけない人は残念ながらティルトが自然に落ち着くまで(結構時間がかかりますが)待つしかありません。
気づいたら言葉にするのが大事「私は今ちょっと興奮している。普通じゃないね2」。
言葉にした後に「90秒後には収まる」を思い出しましょう。
怒りの炎をこれ以上燃え上がらせない、そういうコントロールテクニックなのです。

休憩する
常識。
調子が悪けりゃ休憩すりゃいい。
ですが、ブチギレ状態のときこそランクマッチを回してしまう。
意識的に休むというのはなかなか難しい。
苛立ちという燃え上がる感情に対してじっと静かに過ごす。
この感情と行動の真逆性を意識の強さで実施するんです。
水を飲むだけでもいい。
ほんのちょっと、マウスを、コントローラを置いてみましょう。

ポジティブなワードを言葉にする
たとえ嘘でもポジティブな言葉を表に出す、これはメンタルに非常に良い効果が出ます。
「よし!もう大丈夫。次からは冷静になれる!」こういうのを口に出す(頭で文章にするだけじゃダメ)と少しづつ心に染み渡っていくのです。
さらに、笑顔を作る。
実は嘘の笑顔すらメンタルに効くことがよく知られています。
ちょっと肩を回したり、元気になるためのおまじない3とかでメンタルが回復するんです。
オーバーウォッチの最大のおまじないは「winnable. we can win」をチャットすること。
具体的な勝ち筋が無くとも全然OK。
自分だけじゃなく、味方のティルトも解消できるかもしれません。
怒りをGood Playにつなげること、さらに味方を鼓舞(こぶ)すること、これはOWだけじゃなく社会に出てからも仲間をキャリーするテクニックなのです。

単なる精神論? いいえ、これからの人生にも役立つティルト学

精神論に聞こえるかもしれませんがオーバーウォッチにっては重要な技術です。
メンタルをコントロールする技術、それは一流アスリートに必須のテクニック。
カジュアルプレイヤーだとしても勝ちたい気持ちは変わらない。
そんなあなたに必要なのがティルトを制することなのです。

オーバーウォッチ以外の場面でもティルトは顔を出します。
人生の大事なタイミングでやってくるティルト。
ティルトのやっつけ方をオーバーウォッチで学びましょう。
きっとアナタの人生の役に立ちます。

ちなみにティルトを一番研究してるのはポーカー界隈だと思います。
ポーカープレイヤーはマジで一生ティルトしてしまう人もいるぐらいです。
ポーカーオフ会お待ちしております。

respect

【LoL】いかにしてメンタルヘルスがゲームのパフォーマンスに影響するか
LoL界最強の敵「ティルト」についての投稿を紹介。
  1. 気になる人は 90 seconds ruleとかで検索!
  2. 認めるのが目的。それ以上のことを口に出すのは良くないです。味方への暴言が最悪な例です。
  3. プロは強制的に心をリセットするポーズ・おまじないを持っている、それをルーティンと呼んだりします

コメント