オーバーウォッチで理解すべきはヒーローの情報だけではありません。
マップにも戦略的なポイントが多く存在し、それぞれについて理解することでライバルと差を付けることができるのです。
今回のテーマは「チョーク」です。
チョークとは？
「チョーク」とは「狭いが、必ず通らないといけない場所」です。
マップ戦術を理解する上で非常に重要な要素となっています。
よく知られているチョークをいくつか紹介します。
チョークという名前を知らなかった方でも、上の画像のポイントでペイロードがストップしてしまったり、もしくはこの狭いポイントを通過できずに時間を使い切ってしまったことがあるでしょう。
このチョークですが、シーズン２よりプレイ可能になるマップにもチョークが存在しています。
チョークで守りを固められてしまうと突破するのが困難になるのはなんとなく感じていると思います。
この記事ではチョークが強い理由を確認するとともに、初心者の方に向けた「チョークで守るときの基本」と「チョークで攻める時のヒント」について考えていきたいと思います。
2022/12月の時点ではマッププール制が採用されています。
シーズン1ではリアルトはカスタム以外でプレイ不可能であり、したがってOW2からプレイを始めた初心者の方々はリアルトの存在を知りませんでした。
チョークで守ると強い理由
チョークの使い方の前に、強くのチョークの理由「なぜ？」を考えてみます。
最初に説明した通り「狭いが、必ず通らないといけない場所」がチョークです。
まずはじっくり観察しましょう。
チョークポイントでタンクが身をていしてペイロードを止めるこの動きが強い！
体で止めるということは敵に超接近するようですごく怖いですが、初心者の方も恐れずに挑戦してみてほしいです。
意外とタンクがダメージを受けないことを実感できるはずです。
その理由の１つは、ペイロードを盾として使えてるからです。
次の理由については視点を変えて考えてみます。
コチラは攻め側の視点、攻撃できる範囲が狭い！
ね？ハルトを攻撃するのめっちゃ難しくないですか？
それにきっと敵DPSやサポートは、この視点から見えない場所にいるはずです。
そうであれば、敵サポートを攻撃してタンクを下げることもできませんし、無理やりつっこめばどこにいるかわからない敵DPSにボコされるはずです。
例えばジャンクラットはチョークを守る最強ヒーロー。
チョークの真正面に立たなくても、ポンポン爆弾を投げられる。
ただでさえ狭いチョークが爆弾まみれになってしまえば、無理やりつっこむこともできず、ジャンクラの独壇場になってしまう。
このようにチョークで守れる理由は、敵が来る方向がわかっているからです。
敵の方向がわかっているのなら、敵が見えていなくても爆弾投げればいいです。
敵の方から当たりに来てくれます。
ジャンクラが特に強いですが、他DPSでも同じ理屈で強いです。
チョークの守り方(基本編)
チョークの強みは伝わってでしょうか？
それでは初心者に捧げる、チョークで守るときの心得、超基本編をお教えします。
それは「ちゃんとチョークで守ることを意識する」です。
・・・ん？
チョークの使い方とかじゃくて？
単なる心構え？
しかも、めっちゃ当たり前？
と、思っている初心者のみなさん！甘いです！
初心者、またはレートが伸び悩んでいる方は、超強いチョークを捨ててしまっているのが目立ちます。
もったいない！
例えばドラドのこのチョークにて、最初の高台エリアが強いからって、防衛側全員が高台に集合してしまう。
そして誰もチョークでペイロードにタッチしないということがあります。
さらには、チョークのことを忘れてしまって、防衛側がワンピックされてしまうこともあります。
「絶対にチョークで守る」この鋼の意思が重要です。
ここで適当にプレイしてしまうと、なんとなくの流れでチョークを突破されてしまいます。
嘘のような話ですが、まずはチョークで守る意思、チョークで守る準備をする心構えがチョークを無駄にしない工夫になります。
チョークの攻め方(基本編)
攻め方について、特効薬的な方法はありません。
紹介しますが、実際に身につけるまでは経験が必要です。
ですが知らないよりかはマシなので、参考までにご確認ください。
１．別ルートからも攻める
模範解答だと思います。
「通る道がバレているから守られる」のであれば、相手の意識を分散する道を選びましょう。
チョークは他ルートも用意されていることが多いです。
そこに誰かを送る(もしくはみんなで行く※)ことで、敵の注意が分散されます。
注意が分散されるだけでチョークの守りはかなり薄くなります。
こうなれば正面の味方が押し切ってくれるかもしれません。
とはいえ、味方と離れるのは孤立プレイであり、自分が孤立しながら成果を出すのは初心者には厳しいですね。
※みんなで別ルート行ったら、そのルートが新たなチョークになるだけ、の場合もあるのでご注意を。
２．ultをまとめて使う
初心者でもやりやすい突破方法ですね。
ultはひとつひとつが強力な効果をもっています。
そのultが重なればチョークを吹き飛ばすほどの威力になります。
思うに、チョークでイライラしてしまって、ultを無駄に(しかも単発で)使ってしまうのもチョーク突破ミスの原因ではないでしょうか。
というultコンボ的な発想ですが、失敗することも多いです。
守る側だって、ultを持ってるはずです。
攻め側のultコンボをカウンターultされてしまうこともあるので、ultだけに頼るのはギャンブルです。
３．ファラ
かなり個人的な回答です。
上２つよりも効果はさらに薄いです。
ファラを推す理由は、１番と近い理由です。
すなわち、味方が突破しないといけないチョークを、別の角度から攻撃できる、からです。
ファラであれば、別ルートに向かうまでもなく、大ジャンブで射線を増やせます。
そうなれば、チョーク裏に構える敵陣にプレッシャーを与えることができます。
加えて、初心者レート帯だと敵がファラを落とすのに時間がかかるので、プレッシャーを与える時間も自ずと長くなる、というのが私の目論見です。
ですが、ファラを対処できるようになるゴールド帯ぐらいから通用しないと思います。
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