「見えないミス」に奪われる3度の逆転チャンス

脱初心者

オーバーウォッチの知られざる攻略テクニックシリーズ。
慣れないと抵抗のあるプレイングですが意識したい内容です。

アタリ合い = 逆転のチャンス

OW2で負けているとき、負けを取り返すのに必須なのが「アタリ合い」です。
アタリ合い無しでオブジェクトを奪えることはありません。

そんなこと当たり前なんですが、今回は「アタリ合い」を深掘りしてみます。

まずはイメージを掴むところから始めてみましょう。
――― アナタのチームは負けている
――― そして時間は残り1分

この状態、アナタは何を連想しますか?
アタリ合いの回数は2~3回ぐらい
この想像ができる初心者は少ないと思います。

残り時間からアタリ合いの回数を逆算できる。
逆算できるからアタリ合い回数から戦略を組み立てることができる。
初心者を脱出したプレイヤーの頭はこんなことまで考えています。
逆にいうと、こういう思考ができないから初心者は中級者に差をつけられてしまいます。

■「アタリ合い回数」から立てられる戦略とは?
初心者でも立てられる戦略は「ラストチャンスだから全力出そう!」の戦略。
これは回数を意識しなくてもできるかもしれません。
回数の意識を深くしていくことで「捨てウェーブ戦略」とかも選べるようになります。
また別の機会に取り上げるかもしれません。

「見えないミス」で逆転チャンスが減る?

アタリ合い = 逆転チャンス、は理解できたでしょうか?
じゃあ、次はアタリ合い回数を減らすミスに目を向けましょう。
しかもこのミスは自分じゃ気付けないミスなんです。

もう少し前置きを続けます。
アタリ合うためにはリグループが必要です。
5人全員で合流するステップが必要ですね。

見えないミスとはリグループを遅らせる」というミスです。
リグループ中に敵にちょっかいかけてデスするとか、そんな論外なミスではありません

このミスをとき解くためにリグループに必要な合計時間を考えてみましょう。
リグループの時間は「最初にデスした味方から」ではなく、「最後にデスした味方」のリスポーン時間がリグループに必要な時間になります。

つまり
――― 最後の味方がダラダラと延命していたらリグループの時間が長くなる
――― リグループの時間が長くなるからリグループの回数が少なくなる
――― リグループの回数が少なくなるから、アタリ合い、逆転のチャンスが減ってしまう

この影響は実に大きい。
詳しい計算は省略しますが、アタリ合い味方の最初のデスと最後のデスで毎回5秒の差が出ていたとすると、なんとアタリ合いの回数が3回も減るんです。
これが本記事のタイトルの所以(ゆえん)です。

「next」のためのプレイング

アタリ合いで負けたときに、ダラダラと延命してしまう、誰しも経験しているはずです。
しかし、このせいで3回もアタリ合いが減ってると知ったら?

解決策はとても明確、「意図的にデス」ですね。
ということなんですが、めっちゃ不安。
だって意図的なデスって・・・トロール/荒らしじゃん!
――― という不安を押し切って「意図的なデス」=「さっさとリグループ」に挑戦しましょう。

いきなり完璧なプレイを求めません。
まずはできることから始めましょう。

みなさんの頭の中にも明らかな負けウェーブのイメージがあるはずです。
意識するべきは人数差です。
敵と味方の人数差、3負け以上ならまず勝てません。
こういう明らか負けのときに微妙なポジションで戦い続けたり、逃げたりしないで、敵陣に特攻しましょう。
すごく小さなプレイ改善ですが、こういうのの積み重ね、なんです。

平常心で「next」と思える、さっさと次のウェーブに意識を向けよう、と考えられるようになりましょう。

掃討戦の重要性

逆の視点を持つことも重要です。
勝ってるときこそ相手の逆転チャンスを減らしましょう

簡単なやり方は掃討戦です。
敵チームをボコボコにしてやった!このウェーブは勝った!
の後に、逃げてる敵を見逃す?追いかけて処す?

もちろん!処したほうがおトク!

できるのであれば、追いかけて処す、を選びましょう。
相手が逃げれば逃げるほど、その後のデスによるリグループ遅れが甚大です。

もちろん深追いはダメ。
深追いしてこっちがデスしたら勝ち負けが逆転しちゃいます。
そのあたりのリスク・リターンも意識しながら掃討戦を実行しましょう。

くどいですが、たったこれっぽっちの遅延プレイでアタリ合いが3回も減るんです。
場合によってはもっと減ります。

オーバーウォッチ2では機動力のあるヒーローが強いです。
その理由はこういう細かいプレイでも有利に動けるからですね。
掃討戦で敵サポートを追いかけるトレーサー、あれはサイコパスではなく意味あるプレイなんです。

おしまい。

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